本を読もう 2
大学生なら 普通は ~するだろう。
研究とか勉強とかで~しないのはおかしい。
~さんはこういうタイプだから、絶対~したほうがいい。
こんな言葉を人に言っている時ないですか?
こんにちわ、elinonです。
今回は、「本を読もう 2」のタイトルで、なぜ本が嫌いだった私が本を読むように
なったのか、整理していこうと思います。
さて、冒頭のようなセリフ。私がよく後輩など共に生活している人に対して言っていた
または思っていたセリフです。「普通はこうするのに何でこんなことしないんだろう」
とイライラばかりしてました。
こんなことばかり言って、自分を「正しい」としようとしている私に、恩師は、
あなたは、自分の「主観」だけで物事を判断し、語っている。
人には人それぞれの考えがあるのに、自分の主観を押し付けて、人の考えが、自分の
主観通りにならないからとイライラしている。イライラする必要のないことでイライラ
し、悩み、文句ばかり言っている。
と叱ってくれました。
この時、私は初めて「主観」というものと、「自分の考えを持つ」ということの本当の
違いに気づき、そして「主観」で物事を判断してしまうことの怖さを知りました。
いろんな人の考えや感情に触れ、自分の中に取り入れ、そして自分の考えを新しく再構
築する。そんな作業が、私には必要なんだと思いました。
そのためには、本を読むということが必要不可欠でした。ここに 本を読む 1 で書
いたセリフが合わさって、私はすぐに「本を読もう!」という気になりました。
今思うと、人のことにイライラして、文句ばかり言っている自分が嫌でした。
実際、自分はどうなのかと気にもなっていましたし、余裕もありませんでした。
こんな自分をどうにかしたいということが本を読むきっかけだったのです。
今では、本は自分を見つめなおす、大切な物になっています。